多くの保護者の方が、お子さんの通信教育について1度は悩んだことがあると思います。
ということで、今人気の教材を比較してみました。取り上げるのは「小学ポピー」と「ブンブンどりむ」それぞれの個性を見ていきましょう。
目次
基本情報
小学ポピーは全日本家庭教育研究会というところの通信教育で、40年以上に渡って通信教育を行っている老舗です。コンセプトは「勉強の習慣づくり」「毎日の授業が楽しくなる」
ブンブンどりむは株式会社どりむ社というところの通信教育でこちらも約30年に渡って通信教育を行っています。コンセプトは「書く力が伸びる」
両方共対象学年は小学生全学年になります。追記するなら、ポピーは幼児教育~中学生までの教材があります。小学生になる前から何かしらやるというのであれば、ポピーの方が教材があって入りやすいかなという印象です。
教材の内容
両方共紙媒体の教材で、タブレット等の電子機器はありません。
ポピーは
国語・算数・理科・社会・英語の5科目に対応しています。また国語・算数・理科・社会は教科書にも対応していて、テキストの各ページに教科書ではどこのページに対応しているかまで細かく書かれています。
ブンブンどりむは
国語、その中でも作文がメインになっていて、書く力・読む力・語彙力などの国語力を伸ばしていきます。そのため、特に教科書には対応していません。
万遍なく全教科を総合的に学びたいならポピー、すべての教科につながる国語力を集中的に学ぶならブンブンどりむといったところでしょうか。
その他違いとしては、ポピーには添削教材はありませんが、ブンブンどりむには添削教材があります。もちろん保護者の方でも見られるようにポピーの方には詳しい解説の載った回答がありますが、プロの手によって添削してもらい次につなげていくという点ではブンブンどりむの方がいいかなと思います。添削ってもちろん間違ったところの直しもありますが、出来たところを褒めてくれますので嬉しいんですよね。
次に、実際に届く教材をそれぞれ見ていきたいと思います。1年生の教材で比べてみましょう。
<ポピー>
・テスト
・やりきりドリル
・学期(学年)末テスト
・英語教材
・算数の副教材
・こころの文庫
・情報誌
・その他各種副教材
・壁貼り漢字表
<ブンブンどりむ>
・テキスト
・提出課題シート
・各種副教材
・国語力ステップアップブック
・問題解決力ドリル
・絵本
・各種付録
・読書感想文ラクラクBOOK
・親子で作る初めての40日日記
これだけ見るとポピーのほうが届くものは多いですね。もちろん全部が毎月届くわけじゃないですが、そこそこの分量です。
ちなみに両方共1回の学習時間は10分前後となっています。ですので、両方共毎日の負担としては変わらないのかなという感じです。
受講費
ここまで来ると気になるのはそのお値段。1ヶ月毎の金額を比較してみましょう。
結構差がありますね。各学年2000円程度ブンブンどりむの方が高額になっています。これをどう考えるかは、それぞれのご家庭によりけりだと思うので、私からは提示するだけに留めます。
小学生の通信教育、ポピーとブンブンどりむを比較してみた まとめ
比較したのだからどちらがいいのか、というところだと思いますが、見て分かる通り、この二つは性質が全く違います。「ブンブンどりむ」は作文に特化している通信教育で作文力や書く力を基本として総合的な国語力を伸ばしていく通信教育。作文力を伸ばしたいと考えているのであれば最適の教材となります。「小学ポピー」は総合的に基礎学力・自学自習を伸ばしていく教材。学校の授業と合わせた学びでさらに効果的に勉強することができます。
それぞれの通信教育を受講する目的を考えて受講すべき教材を選択していくのがいいと思います。また、今お子さんが何に悩んでいるかというところも重要ではないでしょうか。どの教科をやるにも国語の力が必要ですので、その部分でつまずいているなら「ブンブンどりむ」全体的に底上げしたいというなら「小学ポピー」この機会によくお子さんを見てみてください。
お子さんに合った通信教育でぜひパワーアップしていってください。
ブンブンどりむ→小学生の作文通信教育講座「ブンブンどりむ」
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