通信教育。
わが子にやらせてみようと思っても、
色々あって迷っちゃう・・・
ここでは、人気の高い
「ポピー」「ドラゼミ」を検証してみます。
正直、私のなかでは
両者似たり寄ったりのイメージでした。
でも、実際に色々と比較検証してみると、
似ているようで違った点がかなりありました。
目次
ポピーとドラゼミの基本情報をゲット
まずはその両者、
基本情報を知っておきましょう。
○ポピー
小中学校用の図書教材を発行している新学社の事業の一部、
全家研(全日本家庭教育研究会)が運営・出版しています。
昭和48年(1973年)に発足以来、
家庭教育に関する支援や活動を展開してきている老舗です。
対象学齢は、幼児・小学生・中学生。
○ドラゼミ
「小学○年生」などの月刊誌を発行する、
小学館が作成しています。
1995年からの運営ではありますが、
小学生向けの出版物を多く扱っているため
子ども目線でのものの見方を熟知している小学館。
ドラえもんを全面的に取り入れ
子どもの学習意欲を掻き立てます。
対象学齢は、幼児・小学生。
こうした点でみてみると、
ポピーは、
学校教材を扱っている会社であることから、
授業に沿った家庭学習の徹底に強いですね。
ドラゼミは、
ドラえもんと一緒に勉強できることもあり、
学習することの楽しみとともに
興味や意欲を最大限に引き出すでしょう。
ポピーとドラゼミの受講費を比較
習い事や塾などに行かせている家庭も多い中、
通信教育に充てる費用、どのくらいお考えですか?
ポピーとドラゼミは、
通信教育のなかでも
受講費は比較的安いです。
小学生の月払いでの金額を比較してみましょう。
ポピー ドラゼミ
<1年生> 2,700円 3,333円
<2年生> 2,800円 3,333円
<3年生> 3,100円 3,657円
<4年生> 3,100円 4,089円
<5年生> 3,400円 4,413円
<6年生> 3,400円 4,737円
結果的には、
ポピーの方がドラゼミよりも安いです。
ポピーは、
5,6年生では
ハイレベルワークという教材を別途購入できます。
難易度の高い問題に取り組みたいというお子さんにおススメです。
ドラゼミは、
基本受講料にプラスする形で
「テレビドラゼミ」というオプションがあります。
講師授業の動画配信サービスです。
テキストの内容が難しくなってくる
中公学年になったら加入してみるのもいいかもしれませんね。
基本受講料の差、
ここでわかりやすい違いは
ポピー・・・添削指導なし
ドラゼミ・・添削指導あり
ということが挙げられます。
ドラゼミは、
月の最後に添削問題を提出することで
ポイントを貯めて、
ドラえもんグッズなどと交換してもらえます。
ポピーとドラゼミの教材の内容を比較
わが子に合った通信教育は何なのか?
どんな内容の教材がうちの子のペースに合うのか?
ここからは教材の内容を検証してみましょう。
○ポピー
問題量が若干少ないようですが、ある意味、最低限に抑えているため
必要な重点を絞って集中的に取り組めるという風にも捉えられます。
前にも書きましたが、学校の授業に沿った教材なので、
授業の延長線上で家庭学習に取り組ませたいという方には
ピッタリなのではないでしょうか。
応用問題や難易度の高い問題をこなすといったことよりも
授業内容の理解や基礎学力の定着に力を入れる、学校の復習といったタイプです。
教材のメイン科目は、国語・算数・理科・社会に対応しています。
○ドラゼミ
ただ、問題の難易度は若干高いようです。
というのも、教科書に沿った内容ではないのですね。
小学館独自のカリキュラムで、
・話を組み立てる(構成力)
・表す(表現力)
・見る(観察力)
・考える(思考力)
・言葉(語彙力)
を身に付けることに力を入れています。
確かに、これらの力は今後も学力の要になります。
ドラゼミは、ドラえもんが頻繁に登場するので、
子供の意欲にキャラクターがどう関わるかもお子さんそれぞれによるでしょう。
小学6年生までドラえもんは登場するので、それを好むかどうかはお子さん次第ですね。
教材のメイン科目は、国語・算数に対応しています。
ポピーとドラゼミを比較!共通点や違いを検証してみましょう!まとめ
これまでに挙げた項目をまとめてみましょう。
○受講料
ドラゼミよりポピーの方が安い。
○難易度
ポピー・・・普通
ドラゼミ・・若干高め
○問題の量
ポピー・・・少なめ
ドラゼミ・・多め
○添削指導
ポピー・・・なし
ドラゼミ・・あり
○教科書準拠
ポピー・・・○
ドラゼミ・・✕
○教材内容
ドラゼミ・・オリジナルカリキュラムの学習
単純に書いてみると、こんな感じです。
際だって異なる点は、
ドラゼミは独自のカリキュラムを導入してるので、
それに魅力を感じる方はドラゼミ向いているかもしれませんね。
でも、いずれにしても
両者、子供が家庭で自ら学習することを目的としています。
どちらも無料でサンプルを取り寄せることができますので、
一度試してみて、お子さんの様子をみてみるのもよいでしょう。
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