小学校に入学して、学校行事にも慣れ、だんだん手が離れてきたな…
と感じる学年が、高学年にさしかかる4年生頃ですよね。
口うるさく言ってきた宿題も、だんだんと見なくなってくるのがちょうどこの頃。
やっているかどうかの把握も難しいし、四六時中監視できる状況でもないので、つい本人任せになりがちです。
でも、お母さんたちの本音は
「ホントに今のままで大丈夫かしら?」
というところでは…?
4年生ごろになると、学習内容も次第に難しくなり、「親が教えてやれる」範疇を超えてきます。
現代の子供たちの学習内容は、科目の枠を超えた総合的な学習が多く、教えるのも至難の業。
詳細は後述しますが、教育の専門家でもない限り、ごく一般的な保護者の方がポイントを抑えて教える…ということは容易ではありません。
そんな難しい学年のお子様を持つ親御さん必見!
今回は、「小学ポピー4年生」の実際の教材を使ってみたレビューをご紹介しましょう!
目次
何が大事?小学生からの家庭学習
その前に、家庭学習について少し理解を深めておきましょう。
皆さんは、お子様の家庭学習をどのような位置づけで考えていますか?
大げさなようですが、家庭学習は社会人に向けての準備です。
決められた期間に、決められた量を、時間のやりくりをしながらこなしていく。
課題を抽出し、正しい方法で取り組み、納期を守る。
振り返りをして、自分の弱点を知り、苦手を克服しながらオールラウンドがこなせるようにしていく。
それらの作業を繰り返しながら、自分の得意分野を見つけ、次第に要領よく課題をこなせるようになる。
いかがですか?
学校の宿題もさることながら、宿題以外の塾や通信教育を通し、身につけていくのはこれらの能力なんですね。
ここで大切なのは、「目標を持つこと」です。
「なーんだ。そんなこと?」
と言われてしまいそうですが、これはかなり大事なポイントです。
それも、子供自身に目標を立てさせることが重要。
「小学ポピー」シリーズでは、この作業が、子供一人でできるように工夫されています。
それでは、実際の教材を見ていきましょう。
公式サイトを見てみる
自分でできる!その秘密は…?
一口に「家庭学習」と言っても、一体どこから手をつけていいのがわからない…と最初のうちは思ってしまいます。
どこから始めればいいのか、どれぐらいの量をこなすのか、など、わからないことだらけ。
子供からしたら、「どうしていいからわからない」→「やりたくない」に繋がります。
そこで役に立つのが小学ポピーの「教科書対応表」です。
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このように、各科目、教科書のページとポピー教材の号数を照らし合わせているので、今、学校でやっていること、これからやること、以前習ったけど、理解がイマイチなところ…など、自分で抽出することができます。
もちろん、最初は大人が手伝ってOK。
でも、子供はパズル的要素の含まれている作業が大好きですから、あまり手を出しすぎず、1科目だけ手本を示したら、あとは自分でやらせてみる…というのが良いでしょう。
さて、中学年以降になると、とたんに宿題で「テスト勉強」という項目が頻出されるようになります。
単元別テストの前に、学校の宿題で出されるのです。
これ、結構困ったもんで、意外と勉強の仕方が難しいんですよ。
これも、ポピーなら安心!
なぜか?
ポピーの母体である全科研は、実は各教育機関に単元別テスト等の学習教材を卸す会社。
ですから教材に同梱されている単元別テスト予想問題が、学校で使用されるテスト問題とよく似ているのです。
言ってみれば、ポピーさえこなしていれば、テスト勉強がバッチリできる!
ということです。
これで良い点が取れれば、子供たちは嬉しくなります。
嬉しくなれば、また頑張る。
また頑張れば、勉強が判る!
楽しくなる!
どんどん勉強する…!
と、実に素晴らしいプラスのスパイラルに乗っかってくれます。
まぁ、そこまで都合良くはいきませんので、合間、合間でお母さんの褒め言葉や、認める言葉が必要にはなります。
しかし、いずれにせよ、優れた教材での家庭学習が、子供たちの秘められた学習意欲を見事に引き出してくれることは間違いありません。
教材別!ポピーのここがスゴイ!
それでは、各教材のおすすめポイントを見ていきましょう。
【国語】
すべての教科の礎と言える国語は、ポピーでも大変力を入れている科目です。
漢字の書き順や、意味、読み、熟語のみにとどまらず、たとえば漢字検定にも対応できるような副教材も用意しています。
また、読解問題は1つの単元につき見開き3つを使って段階的にレベルを上げながら問題を出題。
さらに小テスト対策…と、かなり充実の内容。
副読本として、4年生であればぜひ読んでもらいたいレベルの小説や民話もあり、読書の推進もしています。
すべての基礎である国語力を築くために、大きな手助けとなる教材です。
【算数】
子供にとって、計器を利用して測定することは、かなり難しい作業ですが、4年生になると理科でも算数でも、そのような作業が増えてきます。
算数でいうと、分度器やコンパスを利用して作図をしたり、角度を測ったり…という作業。
学校の授業だけではこなす量は足りません。
ポピーでは、図形の学習では十分に練習できるよう、作図や測定の問題を豊富に用意。
計器の細かな説明や、用語の説明も充実しているので、学校の予習としても重宝します。
また、資料の読み取りが4年生から急に増えます。そしてこれは、高学年になってもずっと続いていきます。
折れ線グラフや棒グラフを読み取り、数値を拾い、何を示しているかを理解する…という作業は、社会や理科にも通じることですので、できるだけ多く触れて、マスターしておきたいですよね。
ポピーでは、これらのグラフについても充分カバーしています。
グラフの縦軸と横軸の理解、それぞれのグラフの特性、用途などにも触れていますから、幅広く理解することができますよね。
【理科】
現代の子供たちの学習は、科目を超えた総合的なものになっている…ということは前述しましたが、まさにそれが理科・社会に現れています。
理科であれば、まず、日本地図が頭に入っていることが前提ですし、加えて各地域の気候についての理解も必要とされます。
ポピーでは、教材の中で地図や写真をふんだんに使用し、視覚から記憶に結びつけられる教材構成になっています。
目で見て、手で書き、声に出して読み…こうして学習した内容は、「記憶」からやがて「知識」として子供たちの中にインストールされていきます。
ダウンロードされた地図や知識を使って、また次の新しいものを学習する…理想的な脳が作られていきます。
様々なものを関連付けし、相互関係を理解しながら習得したことは、次に新しいことを学ぶときに必ず役立ちます。
知識の上に次の学習を積み上げ、少しずつ学力を上げていく、実に建設的な学習ができるようになります。
【社会】
実は、私の一番のお気に入りは社会科です。
私は学習塾を経営していますが、小学生の社会が一番教えにくいんです。
社会は苦手ではありませんが、図式化し、複雑な組織どうしの関連を、小学生に分かるように説明するのは本当に大変です。
その点、ポピーはカラフルな図を使ってバシっと説明。
実際、私の実子が「難しい!」と言っていた災害時の連絡体制や各緊急機関の役割を、とてもわかりやすく図解しています。
ここで注意しておきたい点は、小学校で学習する社会は、5年生までは地域に根ざした内容が多いということ。
ポピーだけではカバーしきれない部分もたくさんあります。
自分が住んでいる地域に興味を持ち、特色を知り、資料を読み解いて内容を理解することが求められます。
ポピーの教材で基本的な社会の仕組みや、地図、グラフの読み取り方を習得し、住んでいる地域への理解を深めることに役立てていくと良いですね。
小学ポピー4年生口コミレビュー☆高学年に向けての先取り?!まとめ
小学ポピー4年生は…
- 充実した内容で、高学年に向けての準備がしっかりできる
- 子供が自分で、学習計画が立てやすいよう、教科書に完全対応している
- 学校の学習だけでは不足しがちな資料の読み取りやグラフの活用、計器を使っての作図などを多く取り入れている
- 科目の枠を超えた総合的な理解ができるよう、どの科目でも他科目の要素が取り入れられている
- 副読本や副教材も充実しており、安定した学力を築くことができる
- 基礎学力に重点を置いているため、応用問題は割合としては少ない
いかがでしたか?
親の手を離れ、自分でしなければならないことが増えてくる4年生。
彼らのこの先の学習を助けてくれる「小学ポピー」に興味を持たれた方は、ぜひ、お試し下さい!
↓ポピー公式ホームページ